四ヶ伝「台天目」 2008/4/9
許し状は早くに頂いていましたが、サボリにサボッていたため、「唐物」は以前お稽古しましたが、「台天目」は初めてお稽古をみていただくことになりました。
四ヶ伝には、この「台天目」以外に「唐物」「茶通箱」「盆点」があり、中級のお点前とされています(裏千家)。
書店などでも茶道の教書はたくさん出版されて購入可能ですが、これら中級の四ヶ伝以降は口伝とされていて、お稽古していただいたことを自力で覚え、自分でノートをとるなどして繰り返し練習していくことになります。
私の教わっているところでは、その場でメモを録るお弟子さん方はいらっしゃらず、またいきなりメモれる雰囲気は皆無なので、真剣にお稽古したり、他の方がお点前をされているのを凝視して覚え込んでおき、お稽古後に別の場所で記憶の鮮明なうちに一気に書いておかねばなりません。
でも、今日は新しい情報が多すぎて大混乱です。
覚えていることと言えば、
・新しい帛紗さばきがあった(唐物でもありました)こと、
・茶杓は節のない象牙を使うこと、それにともない茶杓の浄め方が変わること、
・天目茶碗の扱いは右手から、台は左手からということ、
・天目茶碗に湯や水を注ぐときは左手を添えること、などです。
もし、来週もこのお点前をさせていただけるなら、もっとちゃんと覚えられるように整理してノートを作らないといけません。
新しいお点前は覚えるのが大変ですが、台天目はとても気品があって優雅なお点前なのでとても好感を持ちました。