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 先生のお宅で初釜の催しがありました。
 茶道家にとって、大事なのが11月の炉開きと1月の初釜です。
 いつも初釜に参加させていただくたびに「今年こそもっと頑張るぞ!」と意気込むのですが、なかなかその思いは持続しません…。
 さて、「週一きもの」に絶好のチャンスなので、着物は大好きな水色の訪問着、帯は白地に裂取り紋様の袋帯、帯締めは金糸を使った水色と茜色のリバーシブル、帯揚げは水色の絞りのものでお伺いしました。
 1週間前にも着物を着たせいか、今回は比較的すんなりと短時間で着付けられました。
 が、先生のお宅に着いてみると、「なんだか帯のたれが長いかなぁ…」と心配になってきました。
 ちょっと気がかりながら、初釜は粛々と催されていきました。
 今年は洋服で参加した人と着物で参加した人がちょうど半分ずつでした。
 私以外の着物の人は皆さん色無地をお召しでした。
 先生はとても素敵なあっさりとした柄付けがされている紺色の付下げで、見ているだけでため息が出ます。
 今年は、立礼でしていただきましたので、私たち弟子もゆっくり椅子に座りました。
 毎年、正座が苦手な私は痺れを切らして意識不明になり、終了時には仮死状態になっているのでした。
 立礼って素敵♪と、つい微笑んでしまいます。
 お茶事の後は、一同でそろって奈良町にある「つる由」という、金沢で修行した料理人がやっている美味しい日本料理店に行きました。
 そこの和室の大広間で先生と皆さんそろってお食事です。
 私は、掘りごたつ式の卓に強引に座らせていただき、楽しくお食事させていただきました。
 このお食事で、「のどくろ」という非常に脂ののったお魚を初めて食べました。
 金沢から特別に仕入れたのだそうです。
 「のどくろ」なんて言われても「のど黒飴」しか知らない私はびっくりしましたが、食べてみたらこれが柔らかくて、めっちゃ脂がいい具合にのってて美味しいのなんの!
 パクパクと食べてしまいました。
 しかし、食後になって一旦お手洗いに立ってみると、やはり帯のお太鼓がなんだかズレ下がってきているような感じでした。
 きゃあ〜、どうしよう〜、と思っていると、いつも親切に直してくださる社中のオバサマがお手洗いに来てくださったので、「すいません!あの、帯をちょっと直していただけませんか?」と強引にお願いしてしまいました。
 どうやら私はたれを長くしすぎていたようで、お太鼓の中に入って帯締めで抑えられていたはずの部分がずり落ちてきたようでした。
 これからはもっと気をつけねば!
 最後に皆さんで楽しく百人一首大会、そして坊主めくりをしました。
 着物をお召しの皆さんは、きれいにきちんと着て、しかも着慣れていらっしゃるので、坊主めくりのときはワーワー、キャーキャー、ドタンバタンと大騒ぎしても全然、着物が着崩れてきません。
 私は、着崩れるのが怖くて妙に大人しくしていましたが、来週から始まるお稽古には「週一きもの」実践のためにも着物を着る予定なので、もうちょっと着慣れる必要がありそうです。
 
 
 
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 13日にも文楽の午前の部の公演を観に行ったのですが、午後の部も「冥土の飛脚」などがあり、魅力的なので、再度ダンナちゃまと二人でお出かけすることにしました。
 15日以降、午前と午後の演目を入れかえて上演していましたので、今回もやはり午前の部に出かけました。
 演目は、「二人禿」「嫗山姥」廓噺の段、「冥途の飛脚」淡路町の段、封印切の段、道行相合かごです。
 「冥土の飛脚」の封印切りの段は歌舞伎で二度観たことがあったのですが、文楽では初めてです。
 前段と後段があるのも嬉しい限りです。
 そして「週一きもの」を実践しました。
 今回は、一つ紋付きの薄藤灰色の色無地に横笛紋様の袋帯を締めて行きました。
 ところが、着付けてみると紋を背中心に持ってくるのが難しく、何度かやりなおしましたが、やや紋が中心よりずれてしまい、あまりうまく着付けられませんでした。
 まぁ、プロの着付け師ではありませんから、これから頑張ることにします。
 帯揚げ、帯締めは水色にしました。
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 2000年以降、演奏活動を中止していたポゴレリッチが2005年から復帰し、この度は東京と大阪でリサイタルをするというので、ダンナちゃまと聴きに行きました。
 プログラムは以下の通り。

 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ハ短調 op.111
 ★ベートーヴェン:エリーゼのために WoO.59
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 op.78

 ★グラナドス:スペイン舞曲集 op.37から
  第5番「アンダルーサ」 
  第10番「悲しき舞曲」
  第12番「アラベスカ」
 リスト:超絶技巧練習曲集 S.139から
  第5番 変ロ長調「鬼火」
  第8番 ハ短調「狩」
  第10番 ヘ短調
 バラキレフ:イスラメイ(東洋風幻想曲)
 
 ★印は、曲目変更後の実際の演目です。
 当初は、「エリーゼのために」は予定に無く、また後半はスクリャービンのソナタを弾く替わりにグラナドスになったのでした。
 この日、6時開場、7時開演予定だったのですが、私たちがザ・シンフォニーホールに到着した6時40分過ぎでもまだポゴレリッチはゲネプロ(リハーサル)をやっていて、ロビーは待たされている観客でいっぱいでした。
 当然、7時を過ぎての開演となりました。
 舞台はほとんど客席と変わらないぐらいに真っ暗で、ピアノのところだけぼんやりと照明が点いている状態でした。
 電気のない時代のろうそくの灯りで演奏会をしていた雰囲気を醸し出そうとしているかのようでした。
 登場したポゴレリッチは、若いときと違ってスキンヘッドで、私たちは前から8列目に座っていたのですが、照明が暗いのでその表情もはっきりとわかりませんでした。
 でも、なんとなくにこやかに見えました。
 最近、彼はリサイタルのときには譜めくリストまで付けて、全曲楽譜を見て演奏するのですが、今夜もそうでした。
 しかし、あれだけ照明が暗いと、楽譜を見ているというより置いているだけに近い感じでしょうか。
 プログラムはすべて彼の得意なレパートリーですから、暗譜は出来ているはずですので、「曲をデフォルメしているわけではない、という主張か」という議論がニューヨーク公演ではなされたようです。
 今晩の演奏は、楽譜を見ていても見ていなくても関係のない、彼らしい素晴らしい演奏という感じでした。
 彼のように親指と中指でオクターブが届くような巨人は、後半にリストの超絶技巧練習曲集や、難曲のイスラメイを弾いても屁のカッパでした。
 身体が小さいと、演奏するときに腕ごと身体も右に左にと移動しなければいけませんが、彼は大きいのでどの曲も胴体が左右に移動する必要がなく、終始余裕のある演奏でした。
 ソロ・リサイタルで、弾き終わっても弾き初めとまったく変わりなく演奏を終えたピアニストを私は初めて見ました。
 ましてや、最後の演目が難曲のイスラメイですから、尚更です。
 日本人の音大卒の女の子がこの曲を弾いているのを何度か聴きましたが、どの子もヒィヒィ、ハァハァ、汗タラタラで鼻の穴を膨らませて必死でピアノと格闘した挙げ句、討ち死にしてました。
 また、ポゴレリッチの演奏は強弱の差がかなり極端に演奏されていたので、この演奏法については色々意見が分かれるところだと思います。
 強音はとことん強烈な衝撃があり、弱音は弱音ペダルを駆使して徹底的に弱くしていたので、「キレイなピアノの演奏」ではありませんでした。
 私はオーケストラ的で、シンフォニックな響きをピアノという楽器を通して立体的に表現していたと感じました。
 やはり「音楽」ならば、こうでなくちゃ!と思いました。
 ピアノという楽器のピアニズムにこだわる人は、この演奏法を否定するだろうなぁ、とも思いました。
 特に日本人のピアノの先生の中にはいまだに「弱音ペダルはラヴェル以外では使ってはいけない」と主張する人が多いので、この演奏を聴いたら憤慨のあまりに卒倒するだろうなぁ…。
 私の個人的な意見ですが、まだまだピアノを「弾く」より「叩く」人が多く、またピアノに強音を求めて響きを考えない人が多いと思うのですがいかがでしょうか。
 大きい音がダイナミックな演奏を作ると勘違いしている人が多いです。
 ピアノのハーモニーの中の弱音にももっと響きと繊細さをもたせると、表現の可能性はかなり広がると思います。
 f0079927_2036118.jpg 終演後、ホール内で偶然、知人の世界的実力派有名ヴァイオリニストに会いました。
 「あれ!?」
 「わぁ!久しぶり!来てたんや!」
 「着物で来てる人がいるなぁ、と思ってたんやけど…!」
 そう、私は今年の目標である「週イチ着物」だったのでした。
 今月の29日に初釜があるので、それまでには何とか完璧に二重太鼓をマスターしたい一心で今日も13日の文楽に引き続き、訪問着に袋帯で頑張ってみました。
 しかし、さすがに歌舞伎や文楽と違ってピアノ・リサイタルだと着物の観客は少なかったです。

f0079927_20414196.jpg ホールを出た後、あまりにも暗い照明に疲れたダンナちゃまと私は福島駅前のバラデーロというスペイン料理のお店に寄りました。
 夕食は演奏会前に福島駅とザ・シンフォニーホールノ中間ぐらいにある手打ち蕎麦「やまが」というところで食べていたので、ダンナちゃまは軽くヒューガルテンというベルギービールを飲み、私はトロピカル・ジェラートの盛り合わせを注文しました。
わざわざスプーンもジェラートとは別のグラスに盛られて来ました。
 フルーツとジェラートの盛りつけも素敵で、美味しかったです(^-^)
 店内もインテリアに凝っていて、1階から3階まであるのですが、私たちは吹き抜けの1階部分に座っていたので、とても広々とした感覚でした。

f0079927_20483084.jpg こちらは、バラデーロの玄関前です。
 おや、玄関から出てくるのはダンナちゃま!!
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f0079927_21592632.jpg ダンナちゃまと彼の元上司や元同僚、現上司の皆様と総勢8名で文楽の第1部(昼の部)を鑑賞しました。
 今年の目標である、「なるべく着物でお出かけ」を果たすべく、朝から奮闘して着物を着て日本橋にある国立文楽劇場に向かいました。
 天気がとても良かったので着物日和でした。
 劇場内も着物の人が少なからずいらっしゃって、華やいだ雰囲気でした。
 群ようこさんが「365日毎日きもの」というのを編集の企画で一年間続けた本を読みましたが、そこまでは無理にしてもできたら「週に一度は着物」を目指しています。
 さあ、どうなりますことやら…(特に夏)。
 本日のお席は、ダンナちゃまの上司が文楽劇場の職員さんと友人ということで、舞台にも義太夫と三味線の方々にも近い素晴らしいところでした。
 演目は、花競四季寿(はなくらべしきのことぶき)「万才・海女・関寺小町・鷺娘」、御所桜堀川夜討(ごしょざくらほりかわようち)「弁慶上使の段」、そして壺坂観音霊験記(つぼさかかんのんれいげんき)「土佐町松原の段」と「沢市内より山の段」でした。
 文楽は、解説を買うと床本が付いていますし(今回は大阪の古地図も付いていました)、字幕が出るので、とてもわかりやすいです。
 今回の公演には私の好きな人形遣いの吉田蓑助さんは出ていなくて残念だったのですが、文雀さんなど素晴らしい大御所などが出演していて、見応えがありました。
 また、義太夫も三味線もベテランにまじって若い人が頑張っていました。
 花競四季寿は、四季を人形の舞で表現した演目で、春夏秋冬それぞれの雰囲気をよく出していました。
 御所桜堀川夜討の「弁慶上使の段」は、義経の正室「卿の君」の首を取ってくるように命令された弁慶が、身代わりに選んだのが実は自分の実の娘で、主人のために娘の首を取るという凄惨な、そして悲しい話でした。
 弁慶に娘がいたとは、弁慶自身も知らなかったのですが私も知りませんでした。
 最後の壺坂観音霊験記は、ありがたい壺阪寺の観音様と深い夫婦愛のお話でした。
 奈良県の住人としては、壺阪寺のお話というだけで親近感を持ってしまいます。
 夫を思う妻のお里の心映えの素晴らしさにじ〜んときました。
 今回は初春公演恒例の手ぬぐい蒔きがあり、客席は我こそは!とキャーキャー大騒ぎで面白かったです。
 偶然、ダンナちゃまの同僚がゲット出来たのですが、なんと私に下さったのでした!
 嬉しい〜〜〜♪♪♪
 たたまれて小さく結んである手ぬぐいは中にのど飴が入っていました。
 柄はもちろん文楽の人形柄で花競四季寿の「万才」の二人の絵でした。
 さて、公演終了後、職員の方のご案内で舞台裏を見学させていただくことが出来ました。
 
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 まずは人形遣いさんが、どうやって人形を動かしているのかを間近で実演して下さいました。
 本当は、人形遣いは3人いて中心になる主遣い、左手を操る左手遣い、そして足を遣う足遣いで一つの人形を動かしますが、デモンストレーションはお一人でしてくださいました。
 簡単に外れる頭の内部の首にあるチョイと呼ばれる部分を、それこそチョイと引っ張ると、人形はまるで生きている人間のように「うんうん」と頷くのでした。
 人形遣いさんがしゃべっているのとシンクロして人形が動きます。
 
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 ズラ〜ッとたくさん人形が並べられているのですが、これは飾り用だそうで、本来、舞台で使用する人形たちは普段はバラバラなのだそうです。
 人形たちには専用の床山さんもいらっしゃるそうで、毎日、公演が終わるたびに髪の毛を結い直してもらっているとか。
 この髪の毛も、人毛とヤクという山羊の毛を合わせたものだそうです。
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 さて、次は舞台に上がらせてもらいました。
 舞台から客席を見ると、さっきまで自分が舞台を見ている側だっただけに不思議な感じがしました。
 舞台は奥行きが深く、色々な仕掛けがなされていて興味が尽きません。
 今回の公演では花道を使わないので、客席は全部イスになっていますが、舞台裏に連れて行っていただいて、いかにして花道を造るのか、その電動式の仕掛けも見せてもらいました。
 客席の下部分に花道そのものが収納されていて、花道を使うときは、客席部分を収納されている花道のさらに下に電動で移動させ、イスが消えたところで花道をせり上げるのだそうです。
 なかなか大がかりです。
 その後、奈落に案内してもらいました。
 歌舞伎のように文楽劇場も回り舞台になっているのですが、この回り舞台が回るときには、舞台の上部が2階ぐらいの高さがあり、舞台の下部は地下3階ぐらいあるので、なんと5階建てのビルの高さが一気に回るような仕組みになっていたのでした。
 舞台だけがちょこっと回るんだと思っていたので、びっくりしました。
 
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 これは、義太夫と三味線がお二人で出演するときに座る場所の舞台裏部分、回り盆です。
 舞台に向かって出演するときは、これがくるっと回って表になる、というわけですが、これは電動では微妙なタイミングが合わないらしく、必ず人力でやるそうです。
 充実した文楽鑑賞の一日となりました。 
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 ☆今年の目標☆

 もっと着物を着よう!!

 出来るだけ着物でお出かけしてみよう!!

 目指せ、「週イチ着物」!!

 ダンナちゃまにも着物を着てもらおう!!

 すでに昨日の歌舞伎鑑賞で着る機会を逸してしまいましたが、今年は頑張ります☆

 

 
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by odekakeyanko | 2007-01-03 22:42 | 雑記