やはりスピーチは真面目に(笑)
こんな私が僭越ながら主賓です…。
主賓は二度目なのですが、スピーチをしないといけないのでやはり緊張しました。
以前なら主賓といえば年長の上司やお偉い方がなさるもの、というのが定番でしたが、昨今の披露宴はカジュアルな雰囲気であまりをそういった方々をお招きしないそうです。
仲人なし、年長の上司や恩師なしが主流だそうです。
遠いところでなければ結婚式の披露宴は着物、と決めているのですが、主賓でスピーチをするとなると、たいした着物を持っていないのであれこれと結局ギリギリまで悩みました。
持ってないのだから、悩まないでいいはずなのに…。
ちょっとでも何とかしよう、と悪あがきです。
思いの外、気温が上がってしまったので、黒地に金の袋帯をするつもりが「見るからに暑苦しいのでは…」と心配になり、急遽、白地に金の袋帯に替えました。
結婚式&披露宴の出席と主賓スピーチを頼まれたとき、「軽い感じで笑いをとってくださいね!ほとんど友達ばっかりなので♪彼のほうの主賓も若いし、スピーチも簡単で短いでしょうから、すぐ終わると思います!」と言われました。
えらいカジュアルな披露宴になるんやなー、最近はそんなもの?と思ったものの、彼女のご両親は真面目な方なので、カタかった、と言われても真面目なスピーチをしておいたほうが無難かなぁ、と思っていました。
ところが、新郎の主賓は若いながらもきっちりと紙にスピーチ文をしたためて、とても誠実に真面目な内容を読んでいるではありませんか!
うわっ、やっぱり「笑いを取って」なんていうのは社交辞令やった!まったく!と少々呆れながらも、彼女なりに私にあんまり負担をかけさせまいと気を遣ったということかな、とも思いました。
なんとか私も真面目なスピーチをし、あとはリーガロイヤルホテルの看板レストラン、シャンボールの豪華なフルコースをいただいたのでした。
さすが、シャンパンもワインも素晴らしく、特に白ワインは97年のブルゴーニュで白いはずのワインが熟成で黄色に近く、美味しくなっていました。
そして美しい花嫁に感激、大泣きして帰ってきたのでした(^-^)
(実は、結婚式の時から私が誰よりも一番ボロボロに泣いてました…。)
M子ちゃん、ご結婚おめでとう、本当に良かったねー!(T▽T)/~