風炉濃茶と薄茶・茶杓荘(ちゃしゃくかざり) 2006/6/21
先週の茶碗荘に引き続き、今日は茶杓荘を習いました。
茶杓に由緒や伝来があるときにするお点前です。
濃茶と薄茶と両方をさせていただいきました。
・濃茶の場合は、茶碗に茶入れを仕組むこと
・薄茶の場合は、帛紗をたたんで茶碗に入れて、その上に棗を仕組むこと
この二つの点で大きく異なります。
・茶杓を拝見に出す際に、茶杓を手にとってから懐中しておいた古帛紗を右手で出して茶杓を古帛紗の上に乗せて出すこと
というご注意を受けました。
また、
・帛紗をさばくときには、中心を動かさないこと
・お茶を煎れるまでの動作は「浄める」という意味なので、美しく清潔にすること
という、基本的なことで変な癖がついている点にもご指摘いただきました。
それにしても、お稽古の種類って全部でどれぐらいあるのでしょうね。
私は裏千家の茶道を教えていただいていますが、他の流派の特別なお点前もあるようですし、きっと無数にあるのでしょう。
奥が深くて本当に興味は尽きません。