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スローフードの本を読みながらファストフードを食べる羽目に陥った話

 ちょっとしたアクシデントで昨日の夕食は8時半過ぎに世界のファストフードの大手、Mハンバーガーに一人で行く羽目に陥りました。
 でも今、私が読み始めているのは、ダンナちゃまから借りたスローフードな日本!というものなのです。
 Mで注文したのはベーコンレタスバーガー・セット(ポテト&ブレンドコーヒー)
 本を読み進むと、自分の食べているバーガーパテは何で出来ているんだろう?とか、このレタス、一体いつどうやって出来たの?(育てられたわけではない)とか、このベーコンにはどれだけの添加物が…?とか、「私の食生活、ひょっとして添加物まみれ?!」とショックを受けてしまいました。
 読む前にダンナちゃまが、「この本読んだら、やんこちゃんはもう売ってるミートボールは食べられへんで〜〜〜!」と驚かされていましたが、読んだら中学・高校のときにお弁当に入ってたのを喜んで食べていたのを思い出して、喉が詰まりました。
 バーガー・セットは最後まで食べましたが、やはり食後に胃と、それ以上に気持ちがもたれる感じがしました(-_-;)
 本によると、ファストフードだけが良くないのではなく、「和定食」もかなり異邦人で危険だそうで…('□';)
 食べるものを誰がどのように作っているのか知るシステムができれば、と思いました。
 今日は「吉兆」が食品表示偽装の件で強制捜査されたそうですが、食の安全やお店の信頼というものはここ40年ぐらいで崩壊しているそうです。
 本当に地道な努力で生産している農業・漁業・酪農業の方々、素材を見極めてきちんと作っている料理人の方々もいる一方、「吉兆」ともあろう老舗がなんとさびしいことでしょう。
 「吉兆」の取締役の人、まだ若い人のようでしたが、ご自分では料理をされないのでしょうか。
 彼なりに理想もあったのでしょうけれど、何か間違った方向へ走っていってしまったんでしょう。
 「吉兆」のものなら、人に差し上げても大丈夫、食事に行こうものなら大いばり!でしたが、なんともお粗末なことになったものです。
 しかし、日本全国を洗い出したら、本当に真面目にやっているところはわずかなのかもしれません。
 スローフードの考え方が日本でももう少し広まれば、と思った次第です。 
 
 
by odekakeyanko | 2007-11-16 22:22 | 雑記