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劇団四季「オペラ座の怪人」&ベルジアンビアプラス「ドルフィンズ」

 ダンナちゃまがとってくれた劇団四季「オペラ座の怪人」を観劇しました。
 梅田ハービスにある四季劇場です。
 ダンナちゃまと待ち合わせて、初劇団四季にわくわく。
 「オペラ座の怪人」は映画で観たことがありましたが、ミュージカルで観るのは初めてでした。
 ミュージカルは友人たちが組織しているものを観たことはあるのですが、大がかりな商業ミュージカルは初めてでした。
 まず、役者さんたちのハイレベルな歌唱力にビックリしました。
 経歴を見ても、なるほどオペラ出身者が多いようです。
 歌を聴いていると、プリマドンナのカルロッタ役はハイ・エー(ト音記号の楽譜で上第6線のミ)まで出す強烈なコロラトゥーラでないと歌えない役だとわかり、緊張してしまいました。
 オペラだと、「魔笛」で夜の女王の役の歌手(ソプラノ・リリコ)がハイ・エフ(ト音記号の楽譜で上第7線のファ)を歌わないといけませんが、ミュージカルでもあそこまで要求されることがあるんですね。
 人間の声ってすごいっ(☆_☆)
 また演出、照明、舞台装置、仕掛け、美術や小道具に至るまで「さすがは四季」でした。
 しかし、四季劇場の小ささの割に音響の音量が大きすぎて、残念ながら台詞も歌もワァワァ大きいだけに聞こえてしまいました。
 ストーリーは繊細で機微のあるものなのに、増幅された音響だけが違和感を放っていました。
 あれだけの声量のある人たちばかりなのですから、もうちょっとボリュームをしぼるか、いっそマイクなしでも充分でした。
 きっとそのほうが歌の良さ、声の伸びが堪能できたはずです。
 オペラや歌舞伎などは通常、音響やマイクなしで広いホールでも充分やっています。
 それともあんなに音量を上げないと聞こえないほど現代人の耳は冒されているのでしょうか。
 そんなことはないはずです。
 あれで本当に浅利慶太さんはOKを出されたのでしょうか。
 音楽が生演奏ではないので、どうしてもああなったのでしょうか。
 お聞きしてみたいものです。
 さて、観劇後は食事に出かけました。
 ハービスにもいろいろレストランはあるのですが、どこもピン!ときません。
 そこで私がこっそり用意しておいたベルギービール専門店のドルフィンズのクーポンをダンナちゃまに見せると、ダンナちゃまの目がキラリ〜ン☆
 ここは、Francophnie KANSAIでPasseport Gastronomiqueに参加されていたので、きっと美味しかろう(^-^)と目を付けていたのでした。
 お店に行くと、すでに超満員で、「テラス席なら座れます」と言われてしまいましたが、ほどなく店内に着席。
 まずはベルジアンビアの有名なCHIMAY。
 ちょっと苦めです。
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 そしてチェリーのビール、BELLEVUE。
 本当にさくらんぼの味のするフルーツビールでした。
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 食事は、まずベルギー野菜のサラダをとってみました。
 ベルギー野菜?!どんなの?と思ったら、チコリでした。
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 こちらはナイフもフォークもお箸も、いえ歯もいらないかも?なぐらい信じられないほど柔らかい牛ほほ肉のベルギービール煮込み。
 たっぷりのソテーされた玉ねぎと煮込んであって、猛烈な美味しさでした。
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 ダンナちゃまはムール貝の白ワイン蒸しをたっぷり頼んでウハウハ食べていましたが、私は貝類が苦手なのでパスしました。
 最後にキッシュ(いんげん)を頼みました。
 アパレイユもパイ生地も美味しい〜!
 こんなキッシュ、自分でも作ってみたいです。
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